御国の文化を地に降ろす – DIARY WITH GOD
2017.02.17
昨日 今日と教会教役者・リーダー向けのリバイバルスクールが行われました
メインは教会リーダーの在り方について教える内容なので全ては掲載しませんが
御国の文化を地に降ろすということがどういうことであるかについて2つの証をシェアします
ひとつは 30年前に世界で一番エイズ患者が多かったウガンダでクリスチャン大統領が行った政策
もうひとつは2016年にノーベル平和賞を受賞したコロンビアのサントス大統領が行った政策です
エイズ人口35%が3%に
30年前 ウガンダで熱心なクリスチャンが大統領に選ばれました
大統領に就任すると 彼はクリスチャンの牧師や使徒(教役者)を呼び
私たちの国からエイズ撲滅のため神様の知恵をもらうよう一緒に祈ってくれ
とお願いしたそうです
30人のクリスチャン教役者は断食をして神様に祈り 啓示を受けたそうです
その内容はとても実践的で簡単な3つの内容でした
・結婚前のSEXをしないことの素晴らしさを若者に教える
・妻に 夫に忠実になるように教える(不倫を通してエイズが広がっていた)
・コンドームを誰にでも購入しやすくした
決して奇跡を伴うような特別な内容ではありません
ですが 大統領はそれを聞いたときそれは主からの知恵だと喜んで掴みキャンペーンプログラムを組みました
その結果 見出しの通りにエイズ人口は35%から3%までに激減したそうです
50年続いた内戦が終結する
そしてもう一つの証 コロンビアの証ですがこれを聞いた時は本当に御国が地に降りた様子に感動しました
コロンビアではある時期(1995年頃)リバイバルが起きました
リバイバルというのは一度に多くの人が聖霊に触れられて神様を受け入れることを言います
実は コロンビアでは1964年頃からゲリラ軍による内戦が続いていました
ゲリラ軍は麻薬の輸出で資金を集めていたのですがリバイバルが最初に起きた町はその麻薬密売の拠点となっていた場所だったそうです
「多くの人が救われる」というとき殆どは貧困層や一般市民がまず救われます
ゲリラ軍の横行で苦しんでいた市民は必死になり神により頼んだのでしょう
ところがこのリバイバルの後主要な牧師たちはゲリラ軍に暗殺されてしまいコロンビアのクリスチャン人口も激減してしまったそうです
敵の力に負けてしまうのかのように見えましたがしかし 神様はコロンビアを見捨てませんでした
神様はアメリカとコロンビアの協力により2006年 麻薬売買のトップリーダーを全員逮捕するという快挙を与えてくださいました
この時 国防大臣を務めてゲリラ掃討に大きく携わっていたのがカトリックのサントス氏でした
彼は2010年に大統領に就任し驚くべき政策を行ったのです
ゲリラ軍は ジャングルに拠点を持っており市街に出てきて市民を殺害してはジャングルに隠れるという活動をしていました
サントス大統領は 彼らに対してもし降伏して武器を手放すなら罪を許すという政策を発表したのです
勿論 ゲリラ軍は信じませんでした自分たちを捕まえる罠だと思いました
また市民も まさか大統領が本当にゲリラ軍を処罰しないとは考えていませんでした
それほどに 多くの市民が殺されていたからです
ですがサントス大統領は2010年のクリスマスにマーケティングのプロフェッショナルを雇いジャングルに居る人々にこの政策を伝えるアクションを依頼します
それは オペレーションクリスマスと名付けられました(英語のwiki→オペレーションクリスマス)
ジャングルの中にある 特に高い9本の木をクリスマスツリーのように飾りました
そして 木の近くに踏み込むとメッセージと共にイルミネーションが点灯します
そのメッセージとはこういうものでした
クリスマスがジャングルに来たらあなたは家に帰りますクリスマスは全てを可能にします
これにより 5%のゲリラ軍が武器を捨てて投降して来たそうです
翌年は 光の川オペレーションというものが実施されました
昨年投降してきた元ゲリラの人が「本当に武器を捨てて出てきたら 赦されて普通の生活ができた」
というメモを書いてフローティングLED照明のカプセルに入れました
カプセルの表には「武器を捨てて家に帰ろう」と書き7000個を川に流したそうです
結果 前年以上の人が投降して来たそうです
そのようなキャンペーンが続き2014年 ジュニアワールドカップではジュニアチームがボールに何千もサインをしました
武器を捨ててもう一度サッカーをしよう
ご存知の通り サッカーは南米で特別に人気のあるスポーツです
ヘリコプターでジャングルの上にこのボールを落とした結果18000人が武器を捨てて出てきたそうです
これらの政策により 戦争は終結し2016年 平和条約が結ばれて完全に和解し
今ではコロンビアには多くの経済投資が来るようになり世界でトップクラスの治安のよい国になったそうです
普通 大量殺人犯であるゲリラ軍を簡単に赦すことは出来ないでしょう
しかし リバイバルによりまず市民にそれを受け入れる土壌が築かれクリスチャン政治家が選出され平和をもたらしたことは本当に素晴らしいです
しかし勿論 反対がないわけではありません元革命軍の人たちが責任を問われないまま議会に選出されるなどしたことから反発も起きているそうです
コロンビアの平和が反対する力により壊されないことを祈りたいと思います
クリスチャンの使命
この2つの証は大統領というトップにクリスチャンが就任したお話ですが
このように クリスチャンのリーダーが立つためにはそれを祈りで支える人たちやクリスチャンリーダーを選出する市民が必要です
また 市民はリーダーを選び出すばかりでなく自分自身がそれぞれ与えられた領域で影響力のある人になっていき
その結果として社会全体が変わるのです
「死んだ後の世界で天国に入れる」それも確かにクリスチャンに対して約束されていることですが
クリスチャンというのは 死後の世界やいつか来るイエスさまの再臨と千年王国をただ待ち望むだけの人ではありません
そういったものが来る前に この肉の世において神の国の文化を地に現すという使命があるのです
それは 自分が頑張って何かをやるのではなく神様が用意してくださっている良いことを実践していく時に実を結びます
神様から与えられた召し(イエスさまのくびき)を神様と一緒に実行した時に結ぶ実を世の人に証するのがクリスチャンの役目です
どんなに聖書を読んで聖い生活をしていたとしても神様の愛とみ恵みを受けて地に流さないのであれば何の意味もありません
自分も幸せになり人も幸せに出来るのがクリスチャンであり
自分の召しを掴み実行する時に力強い神の奇跡を世に現す
それがクリスチャンなのです
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